Beyond


2019

Vol.3 男子サッカー部4回生 山岡宏朗

130人の部員をまとめる頼れる主将!

”家族”と共に夢の「全国制覇」へ!


本日のBeyondは、男子サッカー部4回生の山岡宏朗さんです。

男子サッカー部の約130人の部員をまとめる主将として、ピッチ内だけではなくピッチ外でも部員一人一人に目を配り、チーム目標の達成に向かって活躍しています。

主将としての苦労は?

男子サッカー部の魅力とは?

真摯でチームメイトからの信頼も厚い山岡さんに、男子サッカー部での4年間を語っていただきました。



「入部のきっかけは天皇杯」

京都府出身の山岡さんは、年長からサッカーを始め、小学4年生の時に地元のサッカークラブに入団し、本格的にサッカーに打ち込みます。小・中学生時代は、京都府で上位に入る結果を残しました。      

高校は、京都府の名門である洛北高校サッカー部に入部します。高校3年生の冬には、第94回全国高校サッカー選手権京都府予選決勝に進出しPK戦の末、京都橘高校に惜しくも敗れますが、山岡さんはフル出場し活躍しました。

レベルの高い環境でサッカーを経験してきた山岡さんには、「立命館大学でプレーしたい」という強い思いが芽生えた出来事があります。

それは、2015年8月の天皇杯1回戦立命館大学vs京都サンガF.C.の試合です。

試合はPK戦の末、京都サンガF.C.が勝利します。しかし、当時高校3年生の山岡さんは、この試合を現地で観戦して、プロチームを相手に必死に戦う立命館大学の選手を見て、立命館大学でプレーしたいという強い思いが芽生えた」と言います。



「Cチームを経験したからこその強み」

山岡さんは、洛北高校から指定校推薦で立命館大学スポーツ健康科学部に進学し、男子サッカー部に入部しました。

立命館大学体育会男子サッカー部には、約130人の部員が所属し、Aチーム・B1チーム・B2チーム・Cチームと4つのカテゴリーに分けられています。

山岡さんは、1.2回生の時はB・Cチームに所属していましたが、3回生になるとAチームで公式戦に出場するようになります。

そして、3回生の12月に男子サッカー部の主将に任命されました。

例年の男子サッカー部の主将は、1.2回生の時からAチームで公式戦に出場している選手が多いと言います。

しかし、山岡さんは1.2回生の時にBチームやCチームに所属していた経験があり、「Bチーム、Cチームを経験したからこそ公式戦に出場できない選手の気持ちが分かる。それが自分の主将としての強みです」と話してくれました。

主将として約130人の部員をまとめることは簡単なことではありません。部員全員のモチベーションを高く維持することは、主将として特に意識していると言います。

男子サッカー部には、4つのカテゴリー全てにリーダーが存在し、現在Aチームに所属する山岡さんは、BチームやCチームのリーダーとコミュニケーションを図ることで、チーム全体のモチベーションを高めることを行っています。



「愛し愛されるクラブ」

男子サッカー部は、スポーツ推薦で入部した選手の他にも、山岡さんのように指定校推薦で入部を決めた選手や、一般入試で入部した選手など様々な人が所属しています。

そして、部員全員が本気で「全国制覇」を目指しています。

関東や関西の大学サッカー部では、スポーツ推薦で入部した選手が大半を占めている場合が多いです。

しかし、山岡さんは、「様々な受験方法で入部を決めた選手たちが共に本気で「全国制覇」を目指していることが立命館大学体育会男子サッカー部の魅力です」と話してくれました。

男子サッカー部には、山岡さんを中心にチーム全員で決めたスローガンとチーム目標があります。

<スローガン>

愛し愛されるクラブ

<チーム目標>

全国制覇

このスローガンとチーム目標を全員で達成するために日々練習に励んでいます。

そして、今年はサッカー部として一つ大きな成果を残しました。

4年ぶりに出場した天皇杯で初戦を突破し、2回戦でJリーグの横浜F・マリノスと対戦しました。

惜しくも1-2で敗れますが、4年前に山岡さんが憧れた「天皇杯」という舞台で、立命館大学が再び躍動しました。

山岡さんは、怪我が度重なり、出番はありませんでしたが、試合後に主将としてチームの先頭に立ち観客へ挨拶する姿は、まさに「愛し愛されるクラブ」をスローガンに掲げるチームの姿でした。



「”家族”のような集団」

山岡さんにとって、男子サッカー部は「”家族”のような集団」だと言います。

高校までは、監督やコーチの言うことをその通り行っていました。

しかし、大学では自分たちで考えて行動することが求められます。

そのため、仲間と本気でぶつかり合って、自分の思いを伝え、チーム全員が同じ方向を向かなければいけません。

山岡さんは、「4年間本気で思いを伝えあった仲間達とは”家族”のような関係になる」と語ってくれました。

「”家族”のような仲間達」と過ごす日々も残り半年となりました。

チーム目標である「全国制覇」を達成し、”家族”と共に優勝カップを掲げる姿が本当に楽しみです。



※立命館大学体育会サッカー部 関西学生リーグ後期日程

10月13日(日) vs関西福祉大学 14:00~ @J-GREEN堺(S4フィールド)

10月20日(日) vs大阪経済大学 14:00~ @J-GREEN堺(天然芝フィールド)

10月27日(日) vs桃山学院大学 11:30~ @たけびしスタジアム京都

11月2日(土) vs大阪体育大学 11:30~ @山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場

11月9日(土) vs関西学院大学 14:00~ @桃源郷運動公園陸上競技場

11月16日(土) vsびわこ成蹊スポーツ大学 11:30~ @ヤンマーフィールド長居

11月23日(土) vs京都産業大学 14:00~ @たけびしスタジアム京都

立命館大学体育会サッカー部は、関西学生リーグ5位でした。

コメント
名前

内容