バスケ部は私の大学生活の全て。
みんなの支えで部員を支える。
本日のbeyondは、男子バスケットボール部主務、3回生の遠藤杏乃さんです。
男子バスケットボール部の、唯一のマネージャーとしてチームを支え続けてきた遠藤さん。
バスケットボール部のマネージャーになりたくて立命館大学を選んだ彼女でしたが、入部までにはかなりの迷いがありました。
マネージャーになろうとしたきっかけは?
プレイヤーを支えるために大事にしていることは?
彼女の主務としての思いに迫ります。
自分もマネージャーになって選手を支えたい
愛知県出身の遠藤さんは、バスケットボール経験者のお父さんの影響で小学校からバスケットボールを始めます。体育館を借りて、お父さんと弟と一緒によく練習をしたそうです。
「高校時代には足の怪我で練習ができない時期があって、スタメンから落とされたこともありました。その時はやっぱり悔しかったです。でも、その時に、マネージャーが親身に話を聞いてくれたおかげで、辛い時期も乗り越えられました。
杏乃が早くスタメンに戻ってプレーしているのを早く見たい、と声をかけてくれたことは今でもしっかりと覚えています。怪我で辛い経験をして支えてもらったからこそ、大学では自分もマネージャーになって選手を支えたいと考えるようになりました。」
本当にやりたい事があるなら、何が何でもやってみなさい
大学では強豪校でマネージャーとしたいと思い、立命館を進学先に選んだそうです。
「いざ入学してみると、最初は入部するか、かなり迷いました。男子バスケットボール部は21時まで練習を行うので、愛知県から片道2時間かけて新幹線で通学をしていたので、体力的に厳しいと感じたんです。
そこで、関西学生バスケットボール連盟の学連委員をしようと考えて、学連委員の方に連絡を取って、話を聞きに行きました。その時に、当時の委員長さんとお話をしたんですけど、やりたい事があるなら何が何でもやってみなさい、と言われました。委員長さんは、私が本当は学連委員よりもマネージャーがしたいことに気づいていたんだと思います。この言葉を聞いて、通学時間を言い訳にするのはやめて、マネージャーをしようと思いました。」
杏乃の人生だから、やりたい事をやって、好きなように生きなさい
入部の決意をした遠藤さんは、入部とそのために下宿をしたいという意志を両親に伝えました。
「両親は、大学を選ぶ時も家から通える大学に通って欲しいと言っていたので、本当は下宿して欲しくなかったと思います。私自身も家族と離れて一人暮らしするのは寂しいなと思っていました。それでも、私は本気でマネージャーがしたいという気持ちを伝えました。何度か話し合いをしたんですけど、最後は、杏乃の人生だから、やりたい事をやって、好きなように生きなさいと、送り出してくれました。」
そして、遠藤さんは6月から男子バスケットボール部のマネージャーとして活動を始めました。
選手が全力で練習できる環境を
遠藤さんが入部した当初の男子バスケットボール部のマネージャーは、遠藤さんと4回生の先輩が1人の2人だけでした。
「先輩が引退すれば、入部して間もない、仕事にも慣れていない自分が主務になることがとても不安でした。実際、先輩の引退後は1人で抱える仕事量がとても多くて大変でしたし、忙しかったです。仕事に慣れるまではオフの日も夜遅くまで仕事をしていたので、辛いと感じたこともありました。それに、男子の先輩ばかりの環境で、なかなか意見を言うことができずに悩んだこともありました。
でも、試合や遠征の準備が大変だからこそ、無事に終わった時や、部員から感謝の言葉を伝えられた時にはマネージャーをしていて良かったと感じます。」
「自分の発言には自信と責任を持て」
「自分の発言には自信と責任を持て。これは、先輩の主務に言われた言葉で、私が主務を務める上で大事にしている言葉です。自信のない発言は相手を不安にさせてしまうので、主務として部員を支える立場にあるからこそ自分が発する言葉には、最後まで責任を持つ事を大事に活動しています。」
最後に、遠藤さんの今後の目標を語って頂きました。
「私にとって男子バスケットボール部は大学生活の全てです。目指すはインカレ出場。そのために、これまで以上に自分に対して厳しく、みんなを支えていきたいです。」
幼い頃から大好きだったバスケ。だからこそ、バスケを頑張る人達を全力で応援したい。
そんな遠藤さんの今後の活躍に期待です。
インタビュアー 西條史華(スポーツ健康科学部3回生)
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