目指すは全日本選手権
長年掲げてきた目標に向かって
本日のBeyondはスケート部(フィギュア部門)3回生の井上晴絵さんです。
2回生から主将を務め、個人として、チームとしての目標に向かって挑み続ける井上さんのこれまでの競技人生・フィギュアスケートにかける思いについて語っていただきました。
写真提供:立命スポーツ編集局(https://twitter.com/ritsumeisports)
オリンピックの演技に影響されて
井上さんは、2006年に開催されたトリノオリンピックでの荒川静香選手の演技に影響されて、フィギュアスケートに興味を持ち始めました。
「トリノオリンピックでの荒川選手の演技を見て、自分もスケートをしたいと思うようになり、地元のスケートリンクで、小学校1年生の時にスケート教室に参加しました。そして、小学校3年生の冬に本格的にクラブに所属して、競技を始めました。」
「小さい頃からテレビで見ている『全日本選手権に出場したい』という夢を達成するために競技を続けてきました。立命館を進学先として選んだ理由としては、中学・高校のときに一緒に練習していた先輩が立命に多くいた事と、練習環境で選びました。小中高では通っている学校と練習場所が遠くて、移動に時間を取られることが多かったんです。でも、今は練習拠点となっているリンクが、私が通っているキャンパスや自宅からも近いので、良い環境で練習ができているなと感じています。」
写真提供:立命スポーツ編集局(https://twitter.com/ritsumeisports)
今が1番充実している
これまでクラブチームに所属し、練習を行ってきた井上さん。大学生になり、初めての部活動という環境に喜びを感じているそうです。
「「今が1番充実しているなと感じています。これまでクラブチームに所属していたので、大学になって初めて部活動に所属して先輩後輩がいる嬉しさを感じています。スケートを10年以上続けてきてたことで沢山の人との出会いがあったと思うので大学までずっと続けてきてこれてよかったなと感じています。それに、私が所属するスポーツ健康科学部には競技者として活躍している人やマネージャーとしていてサポートしている人が多いです。競技は違ってもそういった繋がりが持てたことに嬉しさを感じています。」
現在、主将を務めている井上さんですが、その中で感じる苦労や今後チーム作りについてお伺いしました。
「同期との話し合いで主将を務める事になりました。それに、部活に所属した事がなかったので、主将という役割に憧れがあり引き受けることにしました。フィギュアスケート部は、毎回の練習にコーチが来るわけではないので、主将が練習メニューの考案・指示を行います。2回生の12月から任期が始まるのですが、上回生がいるなかでそういった役割を担うのは少し荷が重いと感じる時もありました。今までは自分で全部解決しようとしてきたので、これからは同期やチームメイトにさらに助けてもらいながら良い雰囲気を作っていきたいです。そのために
練習中と練習後のオンとオフをしっかりしたいです。」
全日本選手権出場・インカレ団体入賞
そして、主将として掲げるチームの目標・井上さん個人の今後の目標を教えていただきました。
「個人の目標は全日本選手権に出ることです。全日本選手権に出るためには近畿ブロック、そしてその後にある西日本選手権で上位10位に入る必要があります。正直、今のレベルでは届かないので、10月から始まる予選までに毎日の練習を大事に、調子をあげたいです。」
「そしてチームの目標は1人1人が大会でパーソナルベストを出す事です。また、私が一回生の時にインカレの団体で入賞することができたので、今年も入賞を目指して頑張りたいです。その2つの目標を達成するために、試合に向けてもっとミーティングをして、選手1人1人の考えていること意見を反映できる部活にしたいです。みんなが試合に向けて気持ちが上がるように工夫したいです。」
写真提供:立命スポーツ編集局(https://twitter.com/ritsumeisports)
自分を成長させてくれる場所
最後に、井上さんにとってフィギュアスケート部はどのような存在か教えていただきました。
「自分を成長させてくれる場所です。大学で始めて部活に所属して、その中で主務や主将を務めるというこれまで経験したことがないことをたくさん経験することができました。主将としてみんなをまとめる力や、技術面では幼い頃から競技をやってきた集大成になるので、技術面だけでなく人としても成長させてくれる場所です。」
大学でフィギュアスケートを引退するという井上さん。3回生になり、大学生活も折り返しに入った彼女の今後の活躍に期待です!
インタビュアー:西條史華(スポーツ健康科学部4回生)
この記事を読んでスケート部 フィギュア部門が気になった方は
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