本日のBeyondは、女子陸上競技部3回生の川中御貴さんです。
4回生の引退を間近に控え、今後チームを支える最上回生となる意気込みやチームに対する思いについてお伺いしました。
高校での悔しさを晴らすため、大学でも競技を続けたい
幼い頃はよく外で遊び、走るのが好きでよく走り回っていたという川中さんは、中学校に入ってから本格的に陸上を始めました。
「陸上を本格的に始めたのは中学校で部活に入ってからです。私が中学1年生の時に、中学3年生の先輩にハードルで強い選手がいたので、顧問の先生に身長が高かったことを理由にハードルを進められたことがきっかけでハードルを選びました。」
「高校では全国インターハイを目指して日々の練習に取り組んでいたのですが、近畿インターハイで8番という結果に終わってしまい、あと少しのところで全国インターハイに出場することが出来ませんでした。それが悔しくて、大学でも陸上を続けようと思い、大学を選びにも陸上を続けることを視野にいれた結果、陸上部の強い立命館を選びました。」
目の前の事を1つ1つ
高校での悔しさを払拭するため、陸上部に所属した川中さんでしたが、思うように練習ができず苦しさを感じる日々が続いた時期もあったそうです。
「2回生の冬に部活も勉強もいっぱいいっぱいになってしまった時期がありました。コロナ前までは怪我せずに走れていたのですが、コロナで練習が出来ない時期に筋力落ちて、練習が再開した時に怪我をしてしまったことや、教職の課題や課外活動も重なった時期が苦しかったです。私の性格的に自分の中で『こうしないといけない』と思ったら、決めたことをなかなか曲げられないので『怪我で走れていない分、活動量が減っているからあまり食事も減らさないといけない』と思ってしまい、食事を取ることが出来ない時期もありました。そして、また怪我をしてもう自分の中がぐちゃぐちゃになってしまったんです。でも、年末に実家に帰ってゆっくり過ごすことができたおかげで『なんとかなる。とりあえず目の前のことを一個ずつ潰していこう。』と気持ちを切り替えることができました。」
陸上部は尊敬できる人がたくさんいるチーム
苦しい時期を乗り越え、大学生活も折り返しに入った現在。これまで陸上部で競技を継続してきて良かったなと感じることをお伺いしました。
「私は大学に入ってから怪我でまともに走れた期間がなくて、今、やっと記録はあまりに出ていないけれど、練習は出来ているという感じなんです。だから、自分のキャリア的に、やっていてよかったと感じることはまだありません。でも『立命館の女子体育会陸上部に入ってよかった』と感じた瞬間は何度もあります。関西インカレや日本インカレなど、大きい大会を見ていく中で、みんなの競技力が高さや結果を残していく姿はもちろんなんですけど、日頃のチーム力や仲の良さ、競技に真摯に取り組むところ、競技力以外にも尊敬できるところがたくさんあるんです。そんな自分が尊敬できる人達がたくさんいるチームの中で練習できることに対して、立命館の陸上部に入ってよかったなと感じます。」
それぞれが頑張っている姿を見せて行けたら
「私にとって女子陸上部は「家」みたいな場所。みんなの顔をみると安心する。」そう語って下さった川中さんに、今後の目標をお伺いしました。
「私はまだ大学ベストを出せてないので、まずは自己ベストを出して、3回生みんなで頑張っていこうという波に乗って行きたいです。4回生の引退後は最上回生になるので、それぞれがちゃんと頑張っていることを後輩にみせられたらなと考えています。
そのために、昨年のように自分を追い込みすぎず、目の前の事を1つ1つ乗り越えて行けるようにしたいです。」
自己ベスト更新に向け、目の前の事を1つ1つ丁寧にこなし、前に進み続ける川中さんの今後の活躍に期待です!!
インタビュアー:西條史華(スポーツ健康科学部4回生)
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