AVA活動報告


2018.03.23
AVA Reports

創設1年目での快挙、2017年度 学生部長表彰 受賞



(写真撮影:立命館大学 広報課 様)

2018年3月13日、立命館大学 朱雀キャンパスで執り行われた2017年度 川本 八郎課外活動奨学金、立命館大学 個人表彰・団体表彰、立命館大学学生部長表彰 給付証書授与式に2018年度 代表の福島 紘一 (産業社会学部 2回) と副代表の堀部 咲穂 (国際関係学部 4回、体育会射撃部) がAVAを代表して出席した。

 昨年1年間の活動が認められ、創設1年目にして2017年度 立命館大学学生部長表彰 (団体) にAVAが採用されたのだ。


 2016年6月にある部に寄せられたクレームを発端に、そちらの改善に向けて動いていた一個人が、日頃活動させていただいている地域の方々への感謝の気持ちの希薄さを自覚した。また地域の方々に「立命館」の人間として見られたことで、体育会の横の繋がりの弱さに気付き、部の垣根を越えて交流し合うことで、刺激が生まれ、新たな学びを得ることが出来るのではないかと考えた。それが実現出来れば、立命館大学 体育会としてスポーツを通じて、より社会を盛り上げることができるのではないか −


 そんな「想い」を掲げて、有志数名によって2016年10月に設立されたのが立命館大学 体育会ボランティア団体 AVAである。その後、活動に向けたサポート・協力を得るために大学内の各関係機関、体育会の各部、地域自治体、行政機関との関係作りに走り回った。そして、周りの方々の手厚いサポートのおかげで、やっとの思いで本格的に活動をスタートさせたのが2017年2月。問題意識から生まれたアクションがようやく形になった瞬間だった。


 2017年2月からの1年というもの。各々が所属する部での活動の傍ら、関係者の方々と密にコミュニケーションを取り、いくつか活動を行ってきた。柊野地域における柊野祭り、柊野クリーンキャンペーンへの参加と自主的な清掃活動、原谷地域における原谷祭り、原谷神輿祭りへの参加。


(柊野地域での清掃活動)


「立命館はこんな活動までしてくれてるのか」
 これまで交通マナーの悪さからクレームの嵐だった体育会のイメージがマイナスからほんの少しプラスの方向に動いた瞬間だった。



  「お兄さん達の年代はちょうどお祭りに参加してくれない年代だから、本当に嬉しいよ。」
 地域コミュニティへの発展に私たちも貢献できる。そんな確信を得た瞬間だった。




(2017年8月、原谷神輿祭りでの1枚)


それらのAVAのメンバーの地道な取り組みがありがたいことに評価され、今回、2017年度 立命館大学学生部長表彰 (団体) に採用していただくことができた。


 懇親会では、代表の福島がスピーチをさせていただき、日頃からAVAの活動を支えてくださっている方々への感謝の気持ち、2018年度の活動・更なる発展について、そして福島個人の代表としての抱負を出席された皆様の前で述べさせていただきました。




(2018年3月13日、授与式後の懇親会にてスピーチをする代表 福島)

2018年度は昨年度以上に「共者 共学 共栄」の理念、4つの柱からなるミッションステートメントに基づいた活動を通して、以下の4点に努めますので、引き続きAVAをよろしくお願いいたします。


・体育会が活動する地域の皆様との関係構築、地域コミュニティの発展への貢献
・Supporter学生と体育会所属の学生の交流の機会の提供
・当サイト、ソーシャルメディアを通じた大学スポーツの認知度向上
・AVAのIM・OMをはじめとするAVAに携わる全ての方々が人間力の向上を感じられる
 機会の提供
大学スポーツの更なる価値向上