AVA活動報告


2018.11.08
AVA Reports

「祭り」で築く原谷地域との繋がり
10月21日、快晴の青空の下、原谷弁財天秋祭り・神輿巡行が開催され、AVAからは男子12名、女子5名、合計17名の学生が参加し、地域の方々と共に祭りを盛り上げた。原谷弁財天の祭典が始まったのは昭和26年。平成5年頃より神輿もでき、今日のように盛大に執り行われるようになった。AVAは、この祭りの存在と、原谷地域で大学生と同じ年代の住民が不足している状況を知り、昨年から参加させていただいている。地域コミュニティの活性化に貢献することが一番の狙いであるが、立命館大学 体育会に所属する学生同士の繋がりをつくることも目的としている。


(力強く神輿を担ぐAVAのMateと地域の方々)


午前9時に原谷弁財天を出発した一行は、上り坂をものともせず、原谷全域を夕方まで練り歩いた。各御座や有志の方々にお接待をいただき、獅子舞い保存会による演舞、太鼓保存会による演奏も見物客を楽しませた。



 (獅子舞い保存会による演舞)


三つ鱗の紋を背負った男性陣は、力強く豪快な方々ばかり。「ホイットー、ホイットー」と威勢の良い掛け声を、途切れることなく響かせた。鮮やかな、赤い模様が目を引く法被を身にまとう女性陣は、男性陣に劣らない力強さと、はつらつとした雰囲気で、祭りに華を添えた。



(男神輿の後を追って巡行する女神輿)


老人ホームから巡行の様子を見物し、神輿の担ぎ手たちに手を振るご年配の方々、獅子舞いを見て泣き出してしまう子どもたちの様子も微笑ましかった。原谷地域全体が活気であふれる一日となり、祭りは大成功に終わった。




女神輿会長の井上 真喜代さんは、「若い学生たちが参加してくれるのはとても嬉しい。より多くの人に参加してもらい、この祭りをつなげていってほしい。」と語った。また、今回原谷地域とAVAの連携に携わった、地域事業部部長の福島 紘一は、祭りについてこう振り返る。「昨年よりもAVAからの参加者が増えたこともあり、地域の方々とお話しする余裕も増え、より地域に密着した活動ができた。来年はより多くの体育会学生が参加できるように働きかけたい。」


今回の祭りを通して、立命館大学 体育会の拠点の一つを置かせていただいており、普段からお世話になっている原谷地域の方々に、少しでも恩返しができていれば幸いだ。今後もAVAは、地域社会と「相思相愛」の関係を目指した活動を続けていく。




(原谷地域の方々とともに記念撮影)