Beyond


2020

Vol.20 男子陸上競技部 2回生 田中煕

目指せ!インカレ優勝!!

ラスト2年にかける思いとは?


本日のBeyondは、男子陸上競技部2回生の田中煕さんです。

高校からハンマー投げを始め、高校時代にはインターハイ出場などの成績を収め、立命館大学男子陸上競技部に入部した田中さん。3回生となる来年度からは、副将となることが決定し、今後のさらなる活躍が期待されています。

ハンマー投げを始めたきっかけは?

今後の目標は?

次期副将としてチームの関西インカレ総合優勝を目指す田中さんに高校・大学での陸上人生について語っていただきました。



ハンマー投げとの出会い

京都府出身の田中さんは、兄の影響で小学年1年生からサッカーを始めました。

中学でもサッカーを続け、中学3年生の時にはGKとして京都府でベスト4という成績を収めました。

小学校からサッカーを続けてきた田中さんは、高校進学のタイミングで、「サッカーはやりきった」「他のスポーツをしたい」と思うようになったと言います。

そんな時、テレビで見た室伏広治選手のハンマー投げがきっかけで「ハンマー投げをしようと思うようになった」と言います。

テレビで見た室伏選手が田中さんのハンマー投げとの出会いでした。

田中さんが進学した京都市立塔南高校はハンマー投げをすることができる環境が整っていたため、迷わずハンマー投げを始めました。



「楽しい」から「勝ちたい」へ

高校からハンマー投げを始めた田中さんは、競技を始めてすぐに結果が出ます。

高校1年生の時に出場した京都府の学年別の大会で3位、近畿大会では8位という好成績を収めます。

さらに、出場した全ての大会で自己ベストを更新することができ、「ハンマー投げが楽しくなっていった」と言います。

高校2年生になると、近畿インターハイに出場できると言われていましたが、京都インターハイでは緊張から本領を発揮することができず9位に終わり、近畿インターハイに進むことできませんでした。

さらに、近畿インターハイに進んだ2人が同級生であったことが悔しさを倍増させたと言います。

田中さんは、この京都インターハイで負けたことで、初めて本気で勝ちたいと強く思うようになったと言います。

その後、田中さんは京都府の投擲合宿に参加し技術を磨き、9月の近畿ユースでは自己ベストを5mも更新します。さらに、全国ユースでは5位になり京都インターハイで負けた2人の同級生に初めて勝つことができました。

高校3年生の近畿インターハイでは3度自己ベストを更新し、インターハイ(全国大会)に出場しました。

しかし、インターハイでは調子の良さから過信してしまい思うような結果を出せなかったと言います。

高校最後のインターハイで悔しい思いをしたこともあり、さらに高みを目指そうと陸上競技の強豪校である立命館大学に進学します。



関西インカレ総合優勝に貢献したい

田中さんは陸上競技が強く、投擲のコーチがいることが決め手となり立命館大学スポーツ健康科学部にスポーツ推薦で進学しました。

大学ではケガが重なり思うような成績は残せていないと言う田中さん。

1回生の時には、立命館が関西インカレで総合優勝しましたが、チームに貢献することができなかったことから「チームの総合優勝に貢献したい」と強く思うようになったと言います。

2回生になると、立命館が関西インカレで総合2位であったことから「もっと全体で頑張らないといけない」と感じたと言います。

さらに、次期主将の「立命館を全日本で戦える強いチームにしたい」という宣言に共感し、田中さんは次期副将になることが決定しました。



今後の目標は、インカレ優勝と関西学生記録樹立と田中さんは語ってくれました。

京都インカレは4月から始まります。今後の田中さんと男子陸上競技部の活躍に注目です!!

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