Beyond


2021

Vol.66 男子バスケットボール部 3回生 辻野拓真

本日のBeyondは男子バスケットボール部3回生の辻野拓真さんです。

新チームがスタートし、副キャプテンに就任した辻野さんに、今後の目標や意気込みをお伺いしました。



 

もっと強くなれる環境でバスケがしたい

辻野さんは、小学3年生の時に仲の良い友達に誘われたことがきっかけでバスケを始めました。

「中学校は、最初地元の強いところに通っていました。でも、もっと自分にいろいろ教えてくれる人のところに行きたいとい思いがありました。そんな時に、別の中学で全国大会を経験した先生が男子の指導をするという噂を聞いて、中3のタイミングでバスケのために転校しました。」


福岡出身の辻野さんは地元を出て、推薦で香川県の高校に進学します。そして、卒業後も競技を続けるという選択をし、立命館大学に入学します。

「バスケが好きというのが1番の理由なんですけど、自分からバスケをとったらなにもないという思いがあったので、大学でも競技を続けることを選びました。それに、これまでバスケを軸で生活してきたので、辞めるという選択肢はなかったです。進学先に立命館大学を選んだ理由は、立命館大学男子バスケットボール部のプレーを動画で見たことがあって、その時に『このチームのプレースタイルいいな』と思いました。それに、高校の先輩が立命館のバスケ部にいたので自分も立命館に行きたいと思いました。」

 

 

もっと視野を広く

 幼い頃からバスケに打ち込んできた辻野さんですが、大学2回生時にはバスケに対するモチベーションが上がらず、悩んだ事もあったそうです。

「2回生の時に、バスケに対する熱が下がってしまった時期が苦しかったですね。コロナで部活が以前のように出来ない時期があり、アピールするタイミングが減ってしまったこともあって、どうやってバスケに対するモチベーションを上げるかが難しかったです。でも、同じ高校だった先輩に相談した時に『ずっとバスケをしていたらそういう時期がある。だから、バスケだけに囚われず、趣味とか他の事に時間を当ててもっと視野を広げたらいいんじゃないか。』とアドバイスしてもらいました。その言葉をきっかけに、バスケ以外の事にも時間を使うようにしてみたら徐々にバスケに対する熱が戻ってきて、モチベーションが上がらない苦しい時期を乗り越えることができました。」

 


チーム全体を繋げる役割を

新チームが始まり、副キャプテンを務めることになった辻野さんに副キャプテンとしての目標、今後のチームの目標を教えていただきました。

「僕の性格的に周り強く注意や意見するのが苦手なので、プレーでチームにエンジンを掛けるなど、プレーでみんなを引っ張ることができたらいいなと思っています。キャプテンにチームの事を任せっきりにしてしまうのは負担がかかってしまうので、キャプテンのサポートをしつつ、チームのサポートも副キャプテン2人でやっていきたいです。」

「チームの目標としては、『インカレ出場』なのですが、その目標を達成するために『目の前の試合に一つずつ勝つ』ということを大切にしていきたいです。今までもインカレ出場を掲げていたんですけど、長い間その目標は達成できていないんです。だから、目の前の試合1つ1つを大事にして、勝ちを重ねていって、それが最終的にインカレ出場に繋がったらいいなと考えています。僕の個人の目標としては、バスケでチームを引っ張ることももちろんですが、チーム全体を繋げる役割ができたらいいなと思っています。後輩とも話すのが好きなので副キャプテンとして、他のプレイヤーがキャプテンに言いづらいことをキャプテンにどういう風に伝えるか、どうやってチーム全員を繋げることができるかなど、プレー以外でもチームに貢献していきたいです。」

 

自分の素を出せる場所

最後に辻野さんにとってバスケ部とはどのような場所かお伺いしました。

「僕にとってバスケ部は『自分の素を出せる場所』です。今までは自分で考えるのではなく、相手に合わせて行動してしまうことが多く、先輩がいたときはプレーの中でも気を遣ってしまっていたこともありました。新チームになって、みんなが意見を言い合う中でも、みんなそれぞれの意見をちゃんと一回飲み込んでくれるのでプレーのところでも、生活のところでもみんなで正面からぶつかり合えるんです。そうやってお互いが素直に思っている事を話せる時に、自分の素を出せる場所だなと実感します。」

 

 

新チームがスタートし、副キャプテンとして日々前進を続ける辻野さんの今後の活躍に期待です!!

 

インタビュアー:西條史華(スポーツ健康科学部4回生)

 

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