Beyond


2020

Vol.30 アメリカンフットボール部 4回生 立川玄明

日本一へ

主将としてチームを引っ張る

 

本日のBeyondはアメリカンフットボール部4回生の立川玄明さんです。

主将としてアメリカンフットボール部を引っ張り続ける立川さん。

悲願の日本一に向けて活動しています。

 アメフトを始めたきっかけとは?

主将として意識していることとは?

 今後のさらなる活躍が期待される立川さんに、これまでのアメフト人生と今年にかける思いを語っていただきました。

 

写真提供:立命スポーツ編集局(https://twitter.com/ritsumeisports


アメフトとの出会い

大阪府出身の立川さんは周りの友達の影響で小学3年生から野球を始め、中学校まで続けました。

 そんな立川さんとアメフトとの出会いは中学時代だったと言います。

中学の時にケガをしてしまった際、病室にたまたまアメフトをしている人がいました。この方との出会いがきっかけでアメフトに興味を持ち、やってみたいと思うようになったそうです。

 その後、アメフトの名門大阪産業大学付属高校に進学し、アメフト部に入部した立川さん。

高校2年生から試合に出場するなど頭角を現わし、大阪代表に選ばれるようになります。

 さらに、日本代表にも選ばれインターナショナルボールに出場した立川さんは、アメリカ代表と試合をしました。このとき「フットボールに対する姿勢、フットボールが国を挙げたスポーツだからこそフットボールで勝負するんやという気持ちが強かった気がする」とフィジカルや体格以外で差を感じる良い機会だったと振り返ります。

 


自分を見失った

立川さんは「同じポジションの選手にめちゃくちゃ憧れている選手がいて、その選手とプレーしてうまくなりたい」とスポーツ推薦で立命館大学に進学しました。

 大学でのアメフトは「レベルが高いからこそすごく楽しい」とがむしゃらに全力でプレーしていた立川さんは、1回生から試合に出場するようになります。

 しかし、2回生時はあまり活躍できなかったと言います。

憧れに選手が卒業したことで、自分がその選手の代わりになろうとしたという立川さん。

「自分じゃない人になろうとしたため自分を見失った」と思い通りのプレーができなくなってしまいました。

 それでも、高校時代の友達から「おまえらしくなくなってるぞ」というアドバイスに、自分自身をもう一度考えるようになったという立川さん。自分に合った努力ができるようになったことで結果が付いてくるようになったそうです。

 

写真提供:立命スポーツ編集局(https://twitter.com/ritsumeisports


このチームのために

自分を理解した上で3回生時はこのチームでリーダーとして貢献していこうと取り組んだと言います。

 しかし、大学でのアメフトを通じて「日本一になれず、毎年負けている。だから最終悔しい。うれしかったこともあるが、毎年負けているから満足できていない」と悔しいことの方が多いという立川さん。

 「勝ててなくて、なにか新しいことをしないといけないなと思ったときに自分がこのチームのために一番頑張りたい、このチームのためになにかしたい」という思いから新チームでは主将を務めることになりました。

 主将として150人の部員をまとめる立川さん。「チームみんなの意見をもらって学生主体のチーム作りをするのは難しい」と言います。

それでも他の4回生と協力しながら良いチーム作りを行えているそうです。

 


「ファミリー」

立川さんにとってアメフト部は、「ファミリー」だと言います。

立川さんは、「めちゃめちゃみんな仲がいいです。良い意味でしんどいことも楽しいこともいろんなことができて、それを共有できて、しんどい時は絶対助けてくれるやつがいる。本当に頼れる家族のような感じです。」とアメフト部への思いを語っていただきました。

 


今後の目標はチームとして日本一になることと力強く語る立川さん。

キャプテンとして日本一に挑む立川さんの活躍に注目です。

 

 

インタビュアー:二宮尚也(スポーツ健康科学部3回・男子サッカー部所属)

 

この記事を読んでアメリカンフットボール部が気になった方は是非試合観戦に行ってみてください!

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