さらなる高みへ！
大学サッカーにかける思いに迫る
本日のBeyondは男子サッカー部3回生の明比友宏さんです。
高校時代はプレミアリーグで得点王を取るなど素晴らしい活躍をしてきた明比さん。
大学進学後も高みを目指して進化し続けています。
立命館を選んだ理由とは？
目指している場所とは？
残り2年の大学サッカーにかける明比さんの思いを語っていただきました。
みんなが集まってくるのが楽しい
広島県出身の明比さんはお兄さんの影響で5歳からサッカーを始めました。
「ゴールを決めたときにみんなが集まってくることが楽しい」と小学6年生ぐらいからフォワードとして活躍したという明比さん。
中学時代は小さい頃から好きで試合を観に行っていたサンフレッチェ広島FCの下部組織に進学し、サッカーを続けます。
その後、サンフレッチェ広島FCユースに昇格しますが高校1年生の時は試合に出られず、ケガも重なりきつかったと言います。
それでも「チームのためにめちゃくちゃ走った」「献身的に動くことが自分の存在感を示す形だった」という明比さんは、高校2年生から試合に出場するようになりました。
高校3年時には「責任感ある場所に身を置く事で、サッカー選手としても人としても成長できる」「自分がこのメンバーをまとめて引っ張りたい」という思いからキャプテンになります。
キャプテンとして「自分が引っ張っていくっていうようなタイプではなかったから
練習や寮生活などの全てにおいて、行動で示せるよう全力で取り組んだ」という明比さん。この“全力”が身を結び高校年代日本最高峰であるプレミアリーグで得点王を獲得しました。
また一緒にプレーしたい
サンフレッチェ広島FCユースの先輩が立命館で活躍している姿を見て、「また一緒にプレーしたい」「2人のように活躍したい」と思うようになったという明比さんは立命館大学にスポーツ推薦で進学しました。
大学の環境にすぐ適応することができた明比さんはすぐに試合に出場します。
しかし、FWにすごい選手が多い立命館大学男子体育会サッカー部では途中出場が多かったそうです。
大学まで出場する試合はほとんど先発だった明比さんにとって途中出場は難しく、あまり結果を残せなかったと言います。
それでも「2年間で常にスタメンでもなく、いっぱい点を取っている訳でもない。それでもいっぱい試合に出させてもらって、やっぱ自分は足らないなと感じた。もっともっと個人でチームのためになる結果を追求していきたい。」と今季にかける思いを語っていただきました。
あの場所でプレーしたい
大学卒業後もサッカーをしたいという明比さん。広島時代の仲間や大学の先輩に日本代表に選ばれる選手やJリーグで活躍する選手がいることに、「自分も頑張らないと」と思うと同時に「焦りというよりも不安を感じる」と言います。
それでも、「一人でいきていくためには献身性だけではなく怖い選手になりたいとFWとして自分で打開できるように前への選択を意識をするようになった」と常に上を目指してサッカーと向き合っているそうです。
また、昨年の天皇杯で横浜F・マリノスと対戦した際は、「アップ中からマリノスサポーターの声援で鳥肌が立ちっぱなしで、試合中もずっと興奮状態だった。あの中でサッカーを常にやりたいなと感じさせてくれたし、改めて自分の目指している世界の凄さを感じた。もっとあの場所でプレーしたい想いが強くなった。」と改めて目指す場所を再確認することができた明比さん。
今後の目標は「大学卒業後もサッカーをするためにいつでも活躍できる準備をする」「延君（立命館大学男子体育会サッカー部4回生：延祐太さん）がいる間に延くんより点を取る」と語っていただきました。
全員がライバルであり大切な仲間
明比さんにとって男子サッカー部は「全員がライバルであり大切な仲間」だと言います。
明比さんは「バチバチに練習してどんな言い合いになっても、サッカーが終われば、すぐ仲良くなれる、本当に最高の関係がある。自分の全てをさらけ出してぶつかれる、自分にとってなくてはならない場所。」と語っていただきました。
リーグ戦が再開してからの明比さんの活躍に注目です。
インタビュアー：二宮尚也（スポーツ健康科学部３回・男子サッカー部所属）
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