Beyond


2020

Vol.33 ラグビー部 4回生 松本涼志

ずっと続けてきたラグビー

大学最後のシーズンにかける思いに迫る!


本日のBeyondは、ラグビー部4回生の松本涼志さんです。

幼い頃からラグビーを続ける松本さん。

今年は副キャプテンとしてラグビー部をまとめています。

ラグビーを始めたきっかけとは?

大学最後の年にかける思いとは?

大学最後のシーズンにかける思いと決意について語っていただきました。



ぶつかっていくのが楽しい

奈良県出身の松本さんは、ラグビーをしていた父の影響で小学1年生からラグビーを始めました。

「どちらかというと小さい頃は活発な方だったので人にぶつかっていくのに楽しさを見いだせた」とどんどんラグビーにはまっていったそうです。

当時から大学でラグビーをしたいと考えていた松本さん。ラグビー部があり、中高大一貫校である立命館宇治中学に進学し、ラグビー部に入部しました。

しかし、「入ってみてだまされたみたいな感じだった」と振り返ります。

ラグビー部は部員が少なく、試合をする人数もいなかったため、土日に中学校にラグビー部がない部員が集まる京都府のスクール選抜で練習していたそうです。そのため、試合もあまりできまなかったと言います。

その後、松本さんは立命館宇治高校へ進学しました。

しかし、「楽しかったけど、思い描いていた高校ラグビーではなかった」と振り返る松本さん。

ラグビー推薦がほとんどいなかったという立命館宇治高校では経験者も少なく、初心者が多かったそうです。そのため、花園には出たいけどそこを目指すチームではなかったと言います。だからこそ松本さんは立命館大学でラグビーをしたいと強く思うようになっていっきました。



ここでやっていけるんかな

立命館大学経済学部に進学した松本さんは、念願のラグビー部に入部しました。

しかし、入部後は「周りの同期、先輩が全国大会で準優勝、優勝とか、日本代表ばかりで、ここでやっていけるんかなという不安は正直あった。」と振り返ります。

特に、「中高大と何もしなくても立命館大学に入ることができた自分とは違い、ラグビーで頑張らないと大学に行けない人が多い。だからこそ将来もラグビーで行ってやるぞという心意気の違いを感じた」と言います。

だからこそ練習後の自主練を継続的に行ったそうです。


どうにかして変えないとこのまま終わってしまう

大学入学後、松本さんは立命館宇治高校でコーチをしていたOBの方の勧めもあり、自分でボールを持っていくポジションからパスを優先するポジションに変わりました。

0からのスタートとなった松本さん。「はじめは、癖で自分で行ってしまうこともあり、このポジション合ってないなと思っていた」と言います。それでも試合を重ねていく内に慣れてきて楽しさを感じるようになったそうです。

しかし、このポジションには先輩に絶対的な選手が2人いました。

さらに、2回生時は後輩にうまい選手が入部し、その後輩にも抜かれ、下のチームでしか試合に出れなくなり腐っていたと振り返ります。

それでも「小中高と人生で決して強いとはいえないチームにいたので後輩に負けたことがなくて、後輩にポジション取られる事を経験したことがなかったのですごい悔しかった。上の学年に負けていたらその人たちが抜けていったら自動的に上のチームに行ける。でも下の学年に負けていたからどうにかして変えないとこのまま4年間終わってしまう」

とこの後輩がきっかけで再び頑張れるようになったそうです。



スタメン出場!

松本さんは、90周年記念試合で初めてAチームの試合に出場する機会があったと言います。

「自主練だけは絶対に継続してやっていたから上のチームでもやっていける自信があった」そうです。

そんな松本さんは昨年ワールドカップによるシーズン中断後はリーグ戦でスタメン出場するようになりました!

「1年間ですごい境遇が変わったんで、目標にはしていたけどシーズンをスタメンで試合に出れるとは思ってなかったので緊張した。それでも今までやってきたことを信じて、チームのために何か1つでも頑張ろう」

と試合に臨んでいたそうです。


さらに最高学年となった今シーズンは副キャプテンに選ばれた松本さん。

「キャプテンを支えていくのはもちろん、副キャプテンとして行動と言動に責任をもっていく」と副キャプテンとしての覚悟を語っていただきました。



お互いに刺激しあえる場所

松本さんにとってラグビー部は「お互いに刺激しあえる場所」だと言います。

「同じ目標に向かってみんなやっているんで、その中でも一番上のチームで試合に出たい。そこでチーム内での競争が互いに刺激し合える。だからお互いに刺激しあえる場所。」と語っていただきました。



「小学校のラグビースクールで中学でもラグビーを続けたのは自分を含め3人。自分以外の2人は同志社でプレーしキャプテンと主務を務めているし、4年間、公式戦で同志社に勝ったのを一回も見たことない。だからこそ昔の友達との試合で同志社に勝ちたい」と強い気持ちが見えました。

チームの目標である関西優勝に向けてチームに貢献する松本さんのプレーに注目です!


インタビュアー:二宮尚也(スポーツ健康科学部3回・男子サッカー部所属)


この記事を読んでラグビー部が気になった方は是非試合観戦に行ってみてください!

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