王座奪還へ
走り続ける原動力に迫る
本日のBeyondは女子陸上i競技部3回生の吉薗栞さんです。
幼いころから陸上競技を行ってきた?薗さん。
現在は駅伝での王座奪還に向けて活動しています。
立命館を選んだ理由とは?
陸上競技を続ける理由とは?
吉薗さんにこれまでの競技人生とこれからの競技人生について語っていただきました。
長距離の方が好きだった
宮崎県出身の吉薗さんは陸上競技を行っていたいとこの影響で小学3年生から陸上を始めました。
もともと走ることが好きだったという吉薗さん、100mなどの短距離を行っていた当時を「遊びみたいな感じで楽しかった」と振り返ります。
そんな吉薗さんは中学進学後も陸上を続けます。
「小学校の時から持久走大会とかあるじゃないですか。そうゆうのが得意というか長い距離の方が好きだったので自然に長距離になりました。」
と中学から長距離を始めました。
「きついけど走り終わった後の達成感がよかった」とどんどん長距離にはまっていった吉薗さん
「駅伝するなら名門の高校で、地元というのもあり、家から20分ぐらいでいけるとこだったのでそこしか考えていなかったです。」
と駅伝の名門宮崎県立小林高校に進学しました。
高校でも「きつかったけど楽しく走れていた」と振り返る吉薗さんはインターハイにも出場します。
「すごい選手と走ることは自分に取って刺激になるから楽しい」と言う吉薗さん。
「県ではトップだったんですけど、全国いったらもっとすごい選手と走れることが楽しみでした」
とインターハイという大舞台でも楽しんで走ることができたそうです。
個人として全国大会に出場する活躍を見せた吉薗さんでしたが、駅伝では僅差で3年間全国大会に行くことができませんでした。
「個人では全国大会に行きました。でも駅伝では3年間全国大会には行けませんでした。個人もだけど駅伝で全国行くのを目指してやってきてたので悔しかったです。でもその悔しさがあったから大学でも続けているのかなと思います。」
高校時代に駅伝で全国に行けなかった経験が大学でも競技を続けるきっかけになったそうです。
立命館の代表として走れる楽しみ喜び
「立命館は大学の女子の駅伝の中では一番強い名門で、ずっと立命が強かった時代を見てきたので憧れがあって高校のときからずっと入りたいと思っていました。」
と吉薗さんはスポーツ推薦で立命館大学に進学します。
大学入学後も自己ベストを更新するなど着実にレベルアップしていきます。
「1回生の時は5000mでも10000mでも自己ベストがでて調子が良かったです。前期の方は少し故障していたんですけど、秋から冬にかけては故障なくしっかり練習が詰めていたのでベストもでて富士山駅伝で走れたのかなと思います。」
と好調を維持した吉薗さんは12月末に行われた富士山駅伝で6区を任され、出場しました。
「1回生だったので怖い物知らずというか、レースはきつかったけどきついよりも立命館の代表として走れる楽しみ喜びの方が大きかったです。」
と振り返るように富士山駅伝でも堂々の走りを見せました。
しかし、チームは3位とそれまで続いてきた連覇が途切れてしまいました。
「自分が入学するまで立命館は5連覇していたんですけど5連覇が途切れてしまった。自分も走ったので悔しいですけど、来年頑張るしかないなと思いました」
と前向きに切り替える事ができたそうです。
しかし、2回生時は、
「1、2か月走っては故障してを繰り返し、1年間故障していた感じで思うように練習することができなかった」
と思うような成績を残すことはできなかったと言います。
今年こそは日本一を取り戻します
「今年こそは」と望んだ今シーズンでしたがコロナウィルスの影響でチームとしては8月まで練習できていなかったと言います。それでも、
「走るのは個人でもできるので、他の体育会ほど影響は受けていないと思います。」
と前向きに練習に励んでいた吉薗さん。
「去年も全日本と富士山で優勝できなかったので、去年優勝した愛知の名城大学の方が強いんですけど駅伝はチームの力なので今年こそは日本一を取り戻します。」
と力強く語っていただきました。
さらに、大学卒業後は実業団に行きたいという吉薗さん。
「そのためにも個人で結果を出さないと引っ張てもらえないので今年と来年が勝負」
と語る吉薗さんの残りの大学生活での活躍に注目です。
インタビュアー:二宮尚也(スポーツ健康科学部3回生・男子体育会サッカー部所属)
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